泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構6選

  

投稿日: 2025年3月11日

防犯対策を考えていますか?

戸建ての外構(エクステリア)は、家の美観を整えるだけでなく、住む人々の安全を守るためにも重要な役割を果たします。
防犯対策として、外構に取り入れるべき設備は多岐にわたり、これらを適切に配置することで犯罪のリスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、泥棒に狙われやすい外構と外構におけるおすすめの防犯設備についてご紹介していきます。

泥棒に狙われやすい外構とは

死角が多く外から見えづらい

外構に死角が多いと泥棒にとって犯行を容易になるため注意が必要です。例えば玄関前や勝手口の前に完全に目隠しとなる塀やフェンスがあると、誰にも怪しまれることなく開錠作業ができてしまいます。完全なクローズ外構はかえって防犯面に弱いことがありますので、防犯カメラを推奨します。

手入れがされていない

ゴミが散乱した外構は、一見して管理が行き届いていないように見え、泥棒から防犯意識が低いと判断しやすく、ターゲットになるケースがあります。
逆に整理整頓された外構は家主が管理に気を配っている、泥棒に警戒している家だと周囲に認識させることができます。

防犯対策におすすめの外構6選

高さのあるブロック塀やフェンス

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

家の周囲を囲むブロック塀やフェンスは、外部からの侵入を防ぐ基本的な防犯設備の一つです。しっかりとした高さと強度のあるブロック塀やフェンスは、不審者の侵入を物理的に阻止します。

高いブロック塀

高さが1.6~1.8メートル程度のブロック塀を設置することで、簡単に乗り越えられなくなり、侵入を抑制できます。
装飾のないコンクリートブロック塀では単調なデザインになってしまうため、 塗装やタイル、天然石を張ることで意匠性の高い囲いになります。

目隠しフェンス

完全に遮ると不審者が侵入したときに外部から気づけないというリスクもあるので、人影をある程度見通せるようなフェンスを選ぶことが大切です。高すぎるフェンスで完全に視線をさえぎらず、周辺の方にも不審者の存在に気付いてもらうことで、防犯性を高めることができます。乗り越えにくい形状や高さにも考慮し、見通しが悪くなり過ぎないものを選びましょう。

駐車スペースにはゲートを

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

駐車場前にはカーゲートを設置することで侵入を防ぎます。

開閉が難しいゲート

自動車の出入りがある場合、ゲートの開閉を難しくすることで、不審者がゲートを越えるのを防げます。ゲートには、リモコンを使用した電動機能が便利です。

カーゲートの種類

一口にカーゲートといってもその種類は多岐にわたります。道路側から完全にシャットアウトするシャッターゲート、扉を上下に開閉する跳ね上げ門扉、横に伸縮しながら折りたたむように開閉する伸縮門扉。予算やデザインに合わせてお選びください。

夜間の防犯対策に照明の設置

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

夜間の防犯対策には、適切な照明が不可欠です。不審者は明るい場所に侵入することを嫌がる傾向にあるので、照明は大きな抑止力になります。外構の主要な通路や出入り口、庭の隅などにセンサーライトを設置することが効果的です。

センサーライト

動きを感知して自動的に点灯するセンサーライトは、侵入者が接近したことを瞬時に知らせ、犯行を未然に防ぎます。

カーポートライト

カーポートには屋根本体にダウンライトを取り付けることができる物もあり、夜間の安全を確保できます。

監視カメラ(CCTV)は後付けも可能

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

最近では、家庭用の監視カメラ(CCTV)が手軽に設置できるようになり、防犯対策の一環として利用されています。特に、玄関や車庫、庭など、家の周囲をカバーできる位置にカメラを設置することで、侵入者の顔や動きを記録し、後々の証拠として役立てることができます。

防水・防塵タイプ

屋外で使用する場合は、防水・防塵機能が備わったカメラを選ぶことが重要です。

スマホ連携型

最新のカメラは、スマホと連携し、リアルタイムで映像を確認できる機能を持つものもあります。外出先でも安心して監視できるため便利です。

防犯アラームシステム

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

高性能な防犯アラームシステムを導入することで、侵入者が家に近づくと警報が鳴り、近隣住民や警察に通報される仕組みを作ることができます。多くのシステムは、センサーが動きを感知して即座に反応するため、迅速な対応が可能です。

ドア・窓のセンサー

開け閉めを感知して、アラームが鳴る仕組みです。特に夜間や外出時に有効です。

スマートフォン通知

近年の防犯アラームは、異常をスマートフォンに通知する機能も備えており、外出先でも家の状況を確認できます。

ポストからの情報漏洩を防ぐ

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

意外と見落としがちなのが「ポストからの情報漏洩」です。郵便物やDMには、氏名、住所、電話番号など、個人情報が満載です。これらの情報が第三者の手に渡ってしまうと、悪用されるリスクがあります。

鍵付きのポスト

最も基本的な対策として、ポストには鍵付きのものを選びましょう。かぎ付きのポストであれば、物理的に第三者が郵便物を盗み見ることを防ぐことができます。

ポストの設置場所

不審者対策を優先するなら、ポストはなるべく道路側に設置することがおすすめです。インターホンとともに道路側へ設置することで第三者の敷地内への不要な立ち入りを防ぎ、防犯性の向上につながります。

番外編 外構のデザインによる視認性の向上

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

家の周囲に塀や囲いを設置せず、見通しの良いオープン外構が防犯にとって非常に良い場合もあります。視覚的な障害物を避け、通りから家が見えるようにすることで侵入者が隠れる場所がなくなり、良くも悪くもすべてが丸見えになるため、防犯効果に繋がります。
人感センサー付きの照明や防犯カメラを設置することでさらに防犯性を向上できるので、ぜひご検討ください。

外構の防犯対策をした施工事例

CASE1 高低差を活かした外構

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敷地内に高低差があるお家の新築外構工事です。
階段横に表札・インターホンとポストが一体になった機能門柱を設置し、第三者が理由なく玄関まで入ってこないようにしています。

→CASE1の詳細ページはこちら

CASE2 侵入口のないクローズ外構

泥棒に狙われやすい外構と防犯対策におすすめの外構7選のイメージ写真

高い門柱に加えシャッターゲートと門扉で敷地を囲ったクローズスタイルの新築外構です。
敷地内への進入路が門扉以外にないため防犯性が高く、プライバシーもしっかりと確保できます。

→CASE2の詳細ページはこちら

家の安全を守るために防犯対策をしましょう

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外構の防犯設備は、家の安全を守るために欠かせません。フェンスやゲート、照明、監視カメラ、防犯アラームシステムなど、さまざまな設備を組み合わせることで、犯罪の抑止力を高め、家族や財産を守ることができます。防犯対策は最初に費用がかかりますが、長期的な目で見ると、安全と安心のための大切な投資だと考えられます。

外構の防犯対策でお悩みの方は、ぜひエクステリアデザイン神戸までお問い合わせください。

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