アウトドアリビングとは?暮らしを豊かにする新しい外構スタイル

  

投稿日: 2025年6月19日

アウトドアリビングとは?

アウトドアリビングのイメージ写真

「アウトドアリビング」とは、家の外にもう一つの“リビング空間”をつくるという発想の外構スタイルです。具体的には、ウッドデッキやタイルテラス、屋根付きテラスなどを活用して、ソファやテーブルを置いたり、食事や団らんを楽しんだりする空間を指します。

従来は「庭=植栽を楽しむ場所」「デッキ=洗濯物を干す場所」といったイメージが強かったのですが、最近では家の中と外の“つながり”を意識した空間づくりに注目が集まっています。

なぜ今「外で過ごす空間」が注目されているのか

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コロナ禍をきっかけに、在宅時間の増加やおうち時間の充実が求められるようになりました。これにより、

  • 外出せずに自然を感じたい
  • 家の中だけでは気分転換が難しい
  • 子どもを安全に遊ばせたい

といったニーズが高まり、「外構に価値を感じる人」が急増しました。

その流れの中で、アウトドアリビングは心地よさと機能性を両立した外空間として注目され、家づくりの初期段階から「設計に組み込む」人も増えています。

アウトドアリビングの基本構成と設置場所の考え方

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アウトドアリビングには決まったルールはありませんが、よく使われる要素は以下のとおりです。

ウッドデッキやタイルテラス

屋外にフラットな床をつくることで、リビングからそのまま出られるようにします。タイルは高級感があり、メンテナンスも簡単。一方、ウッドは温かみがありナチュラルな雰囲気に仕上がります。

屋根や日よけ

夏の日差しや雨を防ぐため、テラス屋根やシェード、パーゴラ(木製の柱+屋根)を設置するケースが多いです。半屋外的な空間をつくることで、使い勝手が格段に向上します。

照明やコンセント

夜も使えるように照明を設けたり、コンセントを設置してホットプレートや充電器を使えるようにすると、アウトドアの幅が広がります。

設置場所の考え方

南側や西側の庭先が一般的ですが、目隠しフェンスや植栽を活用して、プライバシーを守る工夫が大切です。

どんなメリットがある?アウトドアリビングがもたらす効果

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生活の幅が広がる

天気の良い日は外で朝食をとったり、夜に星を見ながら晩酌を楽しんだりと、暮らしの中に“非日常”を取り入れることができます。

子育て世代にぴったり

庭で子どもを遊ばせながら、大人は屋外ソファで読書やリモートワーク。安心して目が届く場所で遊ばせられることが、多くのご家庭に喜ばれています。

気分転換・ストレス解消の場として活用できる

ちょっとした空の色や風を感じられるだけで、日常の疲れが和らぐものです。アウトドアリビングは、自宅にいながら自然を感じられるリフレッシュ空間として活躍します。特に仕事や育児で忙しい世代には、心身のバランスを整える場所としておすすめです。

失敗しないためのポイントと注意点

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使うシーンを想定して設計する

「何のためにアウトドアリビングを使いたいか」を明確にしないと、家具が置けなかったり、思ったより使いにくい…ということになりかねません。

水はけや風通しに注意

屋外の床は水がたまりにくいよう、排水設計をきちんと行いましょう。風の通り道に家具を置くと、吹き飛ばされる危険もあります。

メンテナンスの負担を考える

天然木材を使用する場合は定期的な塗装や掃除が必要です。人工木(樹脂デッキ)やタイル素材を選ぶと、比較的メンテナンスが楽になります。

アウトドアリビングの施工事例

実際にアウトドアリビングを取り入れたお客様の施工事例をご紹介します。機能性だけでなく、デザイン性や暮らしへの効果も含めて、参考になるポイントが満載です。

高低差を活かした“屋根の上”のアウトドアリビング|神戸市北区

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お庭をもっと広く使いたいというご要望に応え、大型カーポート「三協アルミ スーパーエリーバ」の屋根上をデッキ空間に活用したユニークな事例です。高低差のある敷地を活かして、リビングとフラットにつながるウッドデッキを設置。「ひとと木」シリーズのデッキと横格子フェンスを組み合わせ、お子様がのびのび遊べる安心・安全な空間が完成しました。

階段で建物裏まで回遊できる動線や、非常口としての開口部、植栽によるナチュラルな演出など、機能性と遊び心が両立したアウトドアリビングとなっています。まさに“暮らしを広げる”外構の好例です。

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高耐久×フラット動線で暮らしに馴染むデッキ空間|神戸市垂水区

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経年劣化したウッドデッキを撤去し、アルミ構造の「三協アルミ グランフローア」でリニューアルした事例です。外と室内の段差をなくし、リビングからスムーズに出られる設計にすることで、「中と外が一体化した暮らしやすいアウトドアリビング」が誕生しました。

屋根にはスチール製折板を採用し、直射日光や雨・風にもしっかり対応。柱の位置も工夫して、駐車場スペースを確保しています。床材は白系の木目調で上品に仕上げ、1m以上のフェンスで囲うことでお子さまも安心して過ごせる空間に。

日常的なくつろぎだけでなく、ご友人とのパーティーやお子さまの遊び場としても活用できる、機能性と安心感を兼ね備えたアウトドアリビングの好例です。

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“屋根上”を最大活用した25㎡のアウトドア空間|神戸市長田区

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以前施工したウッドデッキの先に、三協アルミ「グランフローア」を使った大空間デッキを増設した事例です。カーポートの屋根上を活かしてつくられた約25㎡のアウトドアリビングは、家族全員が安心して過ごせる開放的なスペースになりました。

リビングから直接アクセスできる既存のデッキと、新設した階段で自然につながり、靴を履かずにそのまま外へ出られる快適な動線が特徴です。道路側にはしっかりと目隠しフェンスを設置し、プライバシーと安全性を確保。見晴らしを意識した縦格子のフェンスデザインも工夫のひとつです。

屋根上を活かすという大胆な発想と高い施工技術で、敷地を最大限に活用したアウトドアリビングの好例です。

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室内のようにくつろげる半屋外空間|神戸市西区

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老朽化したウッドデッキを撤去し、LIXILのガーデンルームGF(腰壁+高窓仕様)タイルテラスを新たに施工。リビングから自然につながるアウトドアリビング空間が生まれました。

腰壁タイプのため室内からは“もう一つの部屋”のように感じられ、外側からは左右の折戸を全開放することで、庭とつながる開放的なスペースとして活用できます。テラスにはLIXILベスパのクォーツ調タイルを採用し、建物の外観と調和した上品な仕上がりに。

立水栓やダウンライトも設置し、昼も夜も快適に使えるアウトドア空間に仕上がっています。見た目・機能性・快適性をバランスよく兼ね備えたガーデンリフォームの好事例です。

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壁泉とライティングで演出する癒しのアウトドアリビング|神戸市北区

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広いお庭の雑草対策とあわせて、水音と光で癒される空間をつくりたいというご要望からスタートしたプラン。お施主様の夢だったタカショーの壁泉「ナイアガラ60」を中心に、タイル舗装・人工芝・照明を組み合わせて、眺めても過ごしても心地よいアウトドアリビングが完成しました。

壁泉はブロック積+塗装+アクセントタイル(LIXILラグナロック)で造作し、昼は庭の主役として、夜はライトアップで幻想的な雰囲気に。フェンスにはF&Fのマイティウッドを採用し、視線を遮りながらもデザイン性を損なわない仕上がりです。

また、人工芝にはパター練習用のカップを2か所設け、遊び心のあるスペースも実現。リビングから眺めて、外に出てくつろげる、家と一体になった癒しの庭空間となっています。

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4方向から出入りできる大空間ウッドデッキ|神戸市垂水区

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コの字型の平屋住宅に合わせて計画された新築外構工事。広い中庭スペースを活かし、LIXILのウッドデッキ「樹ら楽ステージ」を中心に据えたアウトドアリビングを施工しました。

デッキは建物の4つの掃き出し窓すべてから出入り可能な設計で、どこからでも気軽に外へアクセスできる快適動線が魅力。高さも窓枠に揃えたバリアフリー設計で、くつろぎ・洗濯・家族の団らんなど多目的に活用できます。

デッキ下には防草シート+砂利を敷設し、メンテナンス性も確保。中庭を生活空間に取り込んだこの設計は、“もう一つの部屋”としてのアウトドアリビングの好事例です。

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木調で統一された上質な屋根付きテラス空間|明石市

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既存のタイルデッキを拡張し、LIXILカーポートSC(木調)を使用したテラス屋根を新たに設置。中と外の調和を大切にした、落ち着いた雰囲気のアウトドアリビング空間が完成しました。

デッキはリビングの掃き出し窓とフラットに接続されており、日中はカーテンを開けても眩しさを感じにくい快適な日陰空間に。夜には埋め込み型のダウンライトが優しく照らし、静かな時間も楽しめる仕上がりです。

昼夜問わず快適に過ごせる屋根付きテラスは、まさに上質な暮らしを叶えるアウトドアリビングの一例です。

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開放的なアウトドアリビング|神戸市須磨区

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南側に高低差がある広い敷地を活かして、三協アルミ「ラステラ」で上質なデッキ空間を設計。ホワイトマーブル調の床材と1mのクリアフェンスで、安全かつ開放的な雰囲気に。さらに熱線遮断屋根と日除けを備えたテラス屋根を設置し、快適な屋外空間を実現。家具を配置してリゾート気分も楽しめます。

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これらの事例からもわかるように、アウトドアリビングは家の個性や暮らし方に合わせて多様にデザインできるのが魅力です。「どんな風に使いたいか」をイメージしながら、自分たちに合ったスタイルを見つけていきましょう。

まとめ|外構で“もう一つのリビング”を手に入れよう

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アウトドアリビングは、単なる「庭づくり」ではなく、暮らし方そのものを豊かにする提案です。家の中と外がつながることで、暮らしの質もぐんと上がります。

「家をもっと楽しみたい」「家族との時間を大切にしたい」といったライフスタイル志向の高まりにより、アウトドアリビングはこれからますます注目されていくでしょう。

あなたの家にも、もう一つの“リビング”を。今こそ外構に新しい価値をプラスするチャンスです。

あなたも、暮らしに“もうひとつのリビング”を加えてみませんか?

神戸・明石エリアで外構工事をご検討中の方は、無料現地相談を承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

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