はじめに|「手間がかからない植栽」とは?
「おしゃれな庭にしたいけど、お手入れが大変そう…」そんな不安を抱えていませんか?
実は、植栽=庭や外構に植える植物は、選び方次第で手間を最小限に抑えながらおしゃれな印象をつくることができます。
選ぶだけで差がつく!管理が簡単なおすすめ植栽5選
「水やりの頻度」「剪定の手間」「病気への強さ」の3点から、おすすめの植栽を比較表でまとめました。
植栽名 | 特徴の一言 | 水やりの頻度 | 剪定の頻度 | 病気への強さ |
---|---|---|---|---|
ソヨゴ(常緑) | ナチュラルで育てやすい定番樹木 | 少なめ(自然雨でOK) | 年1回程度で十分 | 強い(害虫も少なめ) |
オリーブ(常緑) | ドライガーデンにも合う人気樹木 | 非常に少ない(乾燥に強い) | 年1回程度でOK | やや弱い(すす病に注意) |
常緑ヤマボウシ | 花も楽しめる和洋ミックスな中高木 | 普通(夏場は補助必要) | 年1~2回程度 | 比較的強い |
アオハダ(落葉) | 涼しげで落ち着いた印象の雑木系 | 少なめ(根付けば自然雨でOK) | 年1回程度でOK | 強い(病害虫に強い) |
アガベ(多肉系) | 個性的なフォルムでローメンテナンス | ほぼ不要(砂漠植物) | 不要 | 非常に強い |
植える場所で決まる!「環境に合った植物」の重要性
「おしゃれだから」という理由だけで選ぶと、手間や枯れの原因になります。植物には日当たりや風通しなど、育ちやすい環境があります。
- 日向向き:オリーブ・アガベ
- 日陰向き:フイリヤブラン・シマトネリコなど
プロが教えるおしゃれに見せる3つのポイント
- 高さの変化をつける: 背の高い樹木、中くらいの草木、地面を覆うグランドカバーをバランスよく。
- 色でアクセント: 緑だけでなく赤やシルバーのカラーリーフを取り入れる。
- 照明・石材との組み合わせ: 照明や石との相乗効果で洗練された印象に。
実例で見る「手間のかからないおしゃれ植栽」
実際の施工事例を見ると、管理がしやすく、かつ美しさを兼ね備えた外構の工夫がよく分かります。ここでは、実際に植栽を取り入れた7つの施工例をご紹介します。
🌿実例①|神戸市北区 Y様邸
モミジとアオダモを採用し、季節の変化が楽しめるシンボルツリー空間を実現。割栗石敷きで雑草対策も万全。複数の照明が植栽を美しくライトアップし、昼夜問わず景観が楽しめる外構に。
🌿実例②|神戸市西区 I様邸
玄関周りに常緑ヤマボウシを植え、自然な印象とメンテナンス性を両立。フェンスや防草シートで雑草を抑えた設計により、手入れが楽なお庭が完成。照明計画も充実し、夜間も安心で美しい空間を保ちます。
🌿実例③|明石市 N様邸(二世帯)
門柱まわりにシルクジャスミンとソヨゴを植栽。どちらも常緑で丈夫、剪定も少なくて済むため、管理のしやすさが特長。防草シート+人工芝で庭はメンテナンス不要に。高さ違いの植栽配置で奥行き感も演出。
🌿実例④|神戸市須磨区 Y様邸
玄関前に植えたオリーブは、常緑で乾燥に強く、おしゃれさと育てやすさを兼ね備えた一本。足元には割栗石を敷いてデザイン性と防草効果を両立。アッパーライトで夜も映える、低管理かつ映える植栽スペース。
🌿実例⑤|神戸市西区 S様邸
ナチュラルモダンな門まわりに、シマトネリコを配置。自然な樹形で剪定の頻度も少なく、成長も穏やか。砂利やインターロッキングで雑草対策も施され、景観性と手間軽減の両立が図られています。
🌿実例⑥|神戸市西区 T様邸
お子様と遊べる人工芝の庭に、オリーブとハイノキを採用。どちらも常緑で育てやすく、見た目にも爽やか。ウッドデッキ下は防草コンクリートで雑草知らず。安心・安全・美観を叶えた外構です。
🌿実例⑦|明石市 N様邸
黒を基調とした外構に、鮮やかな緑が映えるソヨゴを一本配置。剪定・水やりの頻度も少なく管理が楽な樹木です。割栗石で足元の雑草対策も抜かりなく、モノトーン外構にナチュラルな彩りを添えています。
まとめ|上手に取り入れて、快適な外構づくりを
ポイントは「育てやすい植物を選ぶ」「場所に合った種類を使う」「おしゃれに見える配置を心がける」こと。
手間がかからない植栽でも、十分に映える外構は実現できます。
おしゃれで手間の少ない外構をご希望の方へ