浮き階段でおしゃれな玄関アプローチに|施工例とデザインのポイント

  

投稿日: 2025年7月3日

浮き階段とは?

浮き階段でおしゃれな玄関アプローチのイメージ写真

「浮き階段」とは、地面から浮いたように見えるデザイン性の高い階段です。ステップと地面の間に空間を設けることで、軽やかでモダンな印象を与えるのが特徴。コンクリート製、タイル貼り、天然石仕上げなど、様々な素材で構成できます。

浮き階段が選ばれる理由

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■ スタイリッシュで印象的なアプローチに

浮き階段の一番の魅力は、やはりその「デザイン性の高さ」です。地面に直接設置する一般的な階段と違い、段差の下に空間があることで、まるで階段が宙に浮いているように見えます。この浮遊感が、建物全体に軽やかさと奥行きを与え、来訪者の目を引く印象的なファサード(建物の正面)を演出します。

特にシンプルモダンや和モダン、ホテルライクなデザインの住宅と相性が良く、見た目の洗練度を高めたい方に人気のスタイルです。

■ 排水性・通気性に優れ、実用性も高い

デザイン性だけでなく、浮き階段は「機能性」においても優れています。地面との間に隙間があることで、雨水の通り道が確保され、水はけがよくなるため、玄関まわりに水たまりができにくくなります。

また、通気性が確保されるため、湿気がたまりにくく、コケやカビの発生リスクも軽減。外構空間をより清潔に保つことができます。見た目だけでなく、実際の生活でもメリットを実感できる構造なのです。

■ 照明・植栽と合わせて空間演出しやすい

段差の下の空間は、「光」や「緑」と組み合わせることで、さらに表情豊かな玄関アプローチを演出できます。たとえば、ステップの下にLEDラインライトを仕込めば、夜になると階段がやわらかく光り、幻想的で安全性の高い空間が生まれます。

また、階段のすき間に下草や化粧砂利を配置すれば、自然との調和を感じさせるナチュラルな雰囲気に。浮き階段は、「照らす・植える・魅せる」といった外構の演出とも非常に相性が良く、幅広いアレンジが可能なデザインです。

デザインのコツと注意点

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■ ステップの幅・高さ・奥行きを適切に設計する

浮き階段は、見た目の美しさと同時に「歩きやすさ」も重視する必要があります。特に重要なのが、各ステップの幅(踏み面の奥行き)や高さ(段差の高さ)、そして全体のバランスです。

奥行きが狭すぎると足を踏み外しやすくなり、高さがバラバラだと歩行時に違和感やつまずきの原因になります。設計時には、一般的な成人が快適に昇降できるよう、踏み面は30cm前後、蹴上げは15cm程度を目安にするのが理想です。

■ 素材選びは見た目と安全性のバランスが大切

使用する素材も重要なポイントです。タイルやコンクリート、天然石など、どれを選ぶかによって印象が大きく変わります。たとえば、マットなタイルは落ち着いた雰囲気を、天然石は高級感と個性を演出します。

しかし見た目だけでなく、「滑りにくさ」や「耐久性」にも注目する必要があります。雨天時や冬の凍結時に滑りやすい素材は避け、防滑加工された商品を選ぶことで、見た目と安全性の両立が可能になります。

■ 施工精度が美しさと安全性を左右する

浮き階段は見た目が重要なため、ミリ単位での仕上がり精度が求められます。段差の水平・直線がずれていると、せっかくのデザインが台無しになるばかりか、足元の不安定さにつながる可能性も。

また、階段自体をしっかりと支える構造(基礎や下地)が必要になるため、DIYでは難易度が高く、プロによる施工が推奨されます。信頼できる外構専門業者に相談し、構造と美観の両立を目指しましょう。

4. 【施工事例5選】実例で見る浮き階段アプローチ

①【施工例】ベガスネオでつくる、洗練された浮き階段アプローチ

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神戸市北区 T様邸では、アプローチにユニソン「ベガスネオ」を使用した浮き階段を採用。
段差の下に空間を設けることで、階段が宙に浮いているような立体感を演出し、モダンで高級感ある印象に仕上がっています。
アプローチ前には化粧砂利を敷き、夜間には化粧砂利に入れている照明が浮き階段や後ほど入れるシンボルツリーを美しく照らし出す設計。
日中と夜で異なる表情が楽しめる、意匠性の高い浮き階段です。

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②【施工例】白と黒のコントラストが映えるモダンな浮き階段

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神戸市垂水区 Y様邸では、白いタイルを使用した浮き階段がアプローチの主役。
階段の立ち上がりを黒で仕上げることで、白とのコントラストが際立ち、モダンで印象的な玄関まわりに仕上がっています。
ステップ下にはライン状の間接照明を仕込み、夜間は足元をやさしく照らす安全性と演出性を両立。
デザインと機能が美しく融合した、和モダンな浮き階段です。

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③【施工例】ベガスネオの浮き階段が引き立てる重厚な門まわり

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神戸市西区 S様邸では、玄関前にユニソン「ベガスネオ」を用いた浮き階段を施工。
シックな色合いの外観に溶け込むように設計され、落ち着いた中にも上質な雰囲気を演出しています。
ステップ下の影と段差が美しい立体感を生み、石畳風の舗装とも調和。
高低差のある敷地に自然と馴染む構造で、見た目だけでなく動線としても機能的。
シンプルで洗練された、都市型モダンな浮き階段です。

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④【施工例】天然石調タイルの浮き階段で魅せる、上質なエントランス

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明石市 K様邸の新築外構では、天然石風のタイルを用いた浮き階段がアプローチの主役。
小口部分まで丁寧に仕上げられたタイルにより、重厚感と美しさが際立ちます。
ステップ下にはライン照明を仕込み、夜間はやわらかな光で段差を際立たせる安全かつ幻想的な演出に。
門柱や外構全体のデザインとも調和し、上品なエントランス空間を実現しています。

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⑤【施工例】グレーの大判タイルで魅せる上質な浮き階段

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神戸市垂水区 H様邸では、600×300サイズの大判タイルを用いた浮き階段を玄関アプローチに採用。
グレーで統一された外構と調和し、格調高い印象を与えるデザインです。
蹴込み部分にはラインライトを組み込み、夜間には段差が美しく浮かび上がる演出に。
安全性と意匠性を兼ね備えた、クローズ外構ならではの重厚な階段空間となっています。

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浮き階段で理想の外構づくりを

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浮き階段はただの通路ではなく、住まいの「顔」となる玄関アプローチの印象を大きく左右します。
「高級感」「清潔感」「機能性」など、目指すイメージに合わせて素材やデザインを選ぶことが重要です。

「自分の家にも取り入れたいけれど、どんなスタイルが合うのかわからない」
そんな方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

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